概要
AWS CDK v2.221.1は、v2.221.0で導入されたGoコンパイルの不具合を修正するパッチリリースです。このリリースでは、jsii-pacmakがクロスモジュールの型交差(type intersection)に対して正しいGoコードを生成できない問題に対処しています。
バグ修正
Goコンパイルの不具合修正
修正内容: #35871
v2.221.0で導入された変更により、Goユーザーがコンパイルエラーに遭遇する問題が発生していました。この問題は、StateMachineコンストラクトでIRoleの代わりに型交差(IRoleRef & IGrantable)を使用したことによるものでした。
問題の詳細:
- jsii-pacmakがクロスモジュールの型交差に対して正しいGoコードを生成できない
- この影響で、Goを使用してAWS CDKアプリケーションをビルドする際にコンパイルエラーが発生
修正方法:
この不具合は、#35770で導入された変更をリバートすることで修正されました。StateMachineコンストラクトは再び実際のIRoleインスタンスを使用するようになりました。
影響を受けるユーザー:
- Goバインディングを使用してAWS CDKアプリケーションを開発しているユーザー
- v2.221.0にアップグレードしてコンパイルエラーに遭遇したユーザー
対処方法: v2.221.0を使用していてGoコンパイルエラーに遭遇した場合は、v2.221.1にアップグレードすることで問題が解決されます。
# npm の場合
npm install aws-cdk-lib@2.221.1
# yarn の場合
yarn add aws-cdk-lib@2.221.1
# pnpm の場合
pnpm add aws-cdk-lib@2.221.1
Alphaモジュール
このリリースに含まれるAlphaモジュールのバージョンは 2.221.1-alpha.0 です。
今回のパッチリリースでは、Alphaモジュールに対する変更はありません。
まとめ
AWS CDK v2.221.1は、Goユーザーに影響を与えるコンパイルエラーを修正する重要なパッチリリースです。v2.221.0を使用していてGoでのビルドに問題が発生した場合は、速やかにこのバージョンにアップグレードすることを推奨します。
TypeScript、Python、Java、.NETなどの他の言語を使用しているユーザーには影響はありませんが、CDKチームが品質向上のために迅速に対応したことが確認できるリリースとなっています。