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Tools 2025年11月4日

tools v0.2.14

Browser Tool のインポートエラー修正と、A2A Client Tool に認証機能が追加されました。httpx パラメータを渡すことで JWT トークンを使った認証が可能になります。

概要

このリリースでは、Browser Tool のオプショナル依存関係に関するインポートエラーが修正され、A2A Client Tool に認証機能が追加されました。httpx クライアントパラメータを渡すことで、JWT トークンを使った認証が可能になり、より安全な Agent-to-Agent 通信を実現できます。

リリース: v0.2.14

新機能

A2A Client Tool に認証パラメータを追加 (#298)

この機能でできること: A2A Client Tool に httpx クライアントパラメータを渡せるようになりました。これにより、JWT トークンなどの認証ヘッダーを含めて Agent-to-Agent 通信を行うことが可能になります。

使用例:

from strands import Agent
from strands_tools import A2AClient

# JWT トークンを使った認証付き A2A Client の作成
a2a_client = A2AClient(
    agent_id="your-agent-id",
    region="us-east-1",
    httpx_client_kwargs={
        "headers": {
            "Authorization": "Bearer your-jwt-token"
        }
    }
)

# Agent に A2A Client Tool を追加
agent = Agent(tools=[a2a_client])

# 認証付きで他の Agent と通信
result = agent("他の Agent に接続して情報を取得してください")

ポイント:

  • httpx クライアントそのものではなく、クライアント引数を渡す設計になっています。これは asyncio イベントループのバインディング問題を回避するためで、リクエストごとに新しい httpx クライアントが作成されます。
  • JWT トークンなどの認証情報を安全に AgentCore にデプロイされた Agent と通信できます。

バグ修正

Browser Tool のインポートエラーを修正 (#294)

LocalChromiumBrowser をインポートする際に、オプショナル依存関係である AgentCore が見つからないエラー (ModuleNotFoundError: No module named 'bedrock_agentcore') が発生する問題を修正しました。

修正内容:

  • Browser Tool の __init__.py にレイジーローディングを実装
  • strands-agents-tools[local_chromium_browser] をインストールした環境で LocalChromiumBrowser を正常にインポート可能に

影響を受けていた状況:

# 以前はこのコードでエラーが発生していました
from strands_tools.browser import LocalChromiumBrowser

browser = LocalChromiumBrowser()

修正後は、AgentCore がインストールされていない環境でも LocalChromiumBrowser を正常に使用できます。

まとめ

このリリースでは、Browser Tool の安定性が向上し、A2A Client Tool に認証機能が追加されました。これにより、より安全で信頼性の高い Agent 間通信が実現できるようになります。