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Python SDK 2025年7月4日

sdk-python v0.2.1

v0.2.0 のホットフィックスリリース。並列ツール実行時のパフォーマンス問題を修正し、ツール実行時間を平均 30 秒から 5 秒に短縮しました。

概要

このリリースは v0.2.0 のホットフィックスとして提供されます。並列ツール実行における重大なパフォーマンス問題を修正しました。この修正により、ツール実行時間が大幅に改善され、実験では平均 30 秒から 5 秒に短縮されています。

リリース: v0.2.1

バグ修正

並列ツール実行のパフォーマンス改善 (#355)

修正内容: 並列ツール実行時にメインスレッドでビジーウェイトが発生し、ツール実行全体が大幅に遅延する問題を修正しました。イベントキューを使用してワーカースレッドとイベントを共有する際に、メインスレッドが CPU を過度に消費していた問題に対処しています。

影響:

  • 並列ツール実行を使用している場合、ツール実行時間が大幅に短縮されます
  • use_aws ツールでの実験では、実行時間が平均 30 秒から 5 秒に改善されました(約 83% の削減)
  • CPU 使用率が削減され、システムリソースの効率的な利用が可能になります

技術的詳細: エージェントがコールバックハンドラーにイベントをストリーミングできるようにツール実行が再設計された際、並列実行ロジックでイベント共有にキューを使用するようになりました。この変更により、メインスレッドでのビジーウェイトが発生していましたが、適切なスリープを追加することで解決しました。

対象ユーザー: 複数のツールを並列実行する Agent を使用している場合、このアップデートにより顕著なパフォーマンス向上を体験できます。特に、AWS ツールなど外部サービスと連携するツールを使用している場合に効果的です。

まとめ

v0.2.1 は、並列ツール実行のパフォーマンスを劇的に改善する重要なホットフィックスです。この修正により、エージェントの応答性が大幅に向上します。