概要
このリリースでは、AgentCore Evaluation のためのワークフローエージェント対応として、OTEL スパン属性の自動出力機能が追加されました。また、画像のみのメッセージで retrieve_customer_context がクラッシュする問題と、strands-agents-evals 未インストール時の ImportError が修正されています。
リリース: v1.4.8
新機能
AgentCore Evaluation 用 OTEL 属性の出力 (#368)
この機能でできること:
BedrockAgentCoreAppがルートスパンにagentcore.invocation.user_promptとagentcore.invocation.agent_responseを自動出力- カスタムステートスキーマを使用するワークフローエージェントの評価が可能に
使用例:
from bedrock_agentcore.runtime import BedrockAgentCoreApp
app = BedrockAgentCoreApp()
# prompt_key と response_key でペイロード/レスポンスのキーを指定
@app.entrypoint(prompt_key="user_input", response_key="final_response")
async def my_workflow_agent(payload: dict):
user_input = payload["user_input"]
# ワークフロー処理...
return {"final_response": "処理結果"}
app.run()
ポイント:
prompt_keyとresponse_keyパラメータで、どのキーを OTEL 属性として出力するか制御可能TypedDictなどMessagesState以外のスキーマを使用するワークフローエージェントで特に有用- CloudWatch スパンで属性を確認し、AgentCore Evaluation でスコアリング可能
バグ修正
画像のみのメッセージでの KeyError を修正 (#299)
retrieve_customer_contextが画像のみのメッセージでKeyError: 'text'を発生させていた問題を修正- テキストコンテンツを含まないメッセージ(画像のみなど)で LTM 検索をスキップするように修正
strands-agents-evals 未インストール時の ImportError を修正 (#367)
strands-agents-evalsをインストールしていないユーザーがEvaluationClientを使用できるようになりましたStrandsEvalsAgentCoreEvaluatorとcreate_strands_evaluatorは遅延インポートに変更- Strands 依存のシンボルにアクセスした際、未インストールの場合は明確なエラーメッセージを表示
まとめ
ワークフローエージェントの評価サポートが強化され、カスタムスキーマを使用するエージェントでも AgentCore Evaluation を活用できるようになりました。画像を含むマルチモーダルメッセージを扱う場合や、評価機能を使用している場合はアップデートを推奨します。