Back to Releases
Python SDK 2025年10月29日

bedrock-agentcore-sdk-python v1.0.5

このリリースでは、Memory 機能における AWS リージョン解決の改善が含まれています。AWS_REGION 環境変数が正しく認識されるようになり、より柔軟なリージョン設定が可能になりました。

概要

このリリースでは、Memory 機能における AWS リージョン解決の改善が行われました。以前は AWS_REGION 環境変数が正しく認識されない問題がありましたが、このバグが修正され、複数の方法でリージョンを指定できるようになりました。

リリース: v1.0.5

バグ修正

AWS_REGION 環境変数の解決 (#143)

Memory 機能(MemorySessionManagerMemoryClient)において、AWS_REGION 環境変数が正しく認識されない問題が修正されました。これにより、環境変数を使用した柔軟なリージョン設定が可能になりました。

リージョン解決の優先順位:

SDK は以下の優先順位で AWS リージョンを解決します:

  1. MemorySessionManager に渡された region_name パラメータ
  2. boto3_session から取得されるリージョン
  3. AWS_REGION 環境変数
  4. AWS_DEFAULT_REGION 環境変数
  5. デフォルトのフォールバック: us-west-2

使用例:

import os
from bedrock_agentcore.memory import MemorySessionManager
from bedrock_agentcore.memory.client import MemoryClient

# 環境変数でリージョンを設定
os.environ['AWS_REGION'] = 'eu-west-1'

# MemorySessionManager は AWS_REGION を認識
manager = MemorySessionManager(memory_id="test-memory")
print(f"Region: {manager.region_name}")  # 出力: eu-west-1

# MemoryClient も同様に AWS_REGION を認識
client = MemoryClient()
print(f"Region: {client.region_name}")  # 出力: eu-west-1

ポイント:

  • 環境変数を使用することで、コードを変更せずにリージョンを切り替えることができます
  • AWS_DEFAULT_REGION も使用可能で、AWS_REGION が設定されていない場合のフォールバックとして機能します
  • 明示的に region_name パラメータを指定することで、環境変数をオーバーライドできます

まとめ

このリリースでは、Memory 機能のリージョン解決が改善され、より柔軟な環境設定が可能になりました。環境変数を活用することで、異なる環境でのデプロイがより簡単になります。