概要
このリリースでは、Memory 機能における AWS リージョン解決の改善が行われました。以前は AWS_REGION 環境変数が正しく認識されない問題がありましたが、このバグが修正され、複数の方法でリージョンを指定できるようになりました。
リリース: v1.0.5
バグ修正
AWS_REGION 環境変数の解決 (#143)
Memory 機能(MemorySessionManager と MemoryClient)において、AWS_REGION 環境変数が正しく認識されない問題が修正されました。これにより、環境変数を使用した柔軟なリージョン設定が可能になりました。
リージョン解決の優先順位:
SDK は以下の優先順位で AWS リージョンを解決します:
MemorySessionManagerに渡されたregion_nameパラメータboto3_sessionから取得されるリージョンAWS_REGION環境変数AWS_DEFAULT_REGION環境変数- デフォルトのフォールバック:
us-west-2
使用例:
import os
from bedrock_agentcore.memory import MemorySessionManager
from bedrock_agentcore.memory.client import MemoryClient
# 環境変数でリージョンを設定
os.environ['AWS_REGION'] = 'eu-west-1'
# MemorySessionManager は AWS_REGION を認識
manager = MemorySessionManager(memory_id="test-memory")
print(f"Region: {manager.region_name}") # 出力: eu-west-1
# MemoryClient も同様に AWS_REGION を認識
client = MemoryClient()
print(f"Region: {client.region_name}") # 出力: eu-west-1
ポイント:
- 環境変数を使用することで、コードを変更せずにリージョンを切り替えることができます
AWS_DEFAULT_REGIONも使用可能で、AWS_REGIONが設定されていない場合のフォールバックとして機能します- 明示的に
region_nameパラメータを指定することで、環境変数をオーバーライドできます
まとめ
このリリースでは、Memory 機能のリージョン解決が改善され、より柔軟な環境設定が可能になりました。環境変数を活用することで、異なる環境でのデプロイがより簡単になります。